秦野歴史おこしの会は、平成6年(1994年)に市民の有志で設立され、文化財等に関する講演会、視察研修会、会報「善哉」の発行等の活動をし、文化財に関する市民の認識を深め、秦野のまちづくりに寄与してきました。また、老朽化の激しい市指定文化財の修復に際しては、会費からこれまでに3カ所の文化財に、また県指定の無形文化財にも寄付してきました。
さらに平成31年(2019年)に当会のホームページ「秦野歴史おこしの会」を開設・運用し、広報・啓発活動を行っております。令和4年(2022年)4月現在、会員数は100名余に達しています。
このような活動を展開し、「歴史の里」秦野のまちづくりに寄与してきたところでありますが、任意団体としての限界もあり、当会の活動及び会計状況等の情報を公開して、透明化を図り、より多くの市民の理解と協力を得て、文化財をつうじての秦野のまちづくりに更に寄与するため「特定非営利活動法人秦野歴史おこしの会」の設立を目指してきました。
会員各位の御努力とこれまでの活動が評価され、令和4年(2022年)4月20日神奈川県知事から「特定非営利活動法人秦野歴史おこしの会」が認証され、4月22日に法人登記も完了して正式に成立致しました。
今後は、特定非営利活動法人として、その目的とそれに基づく事業を推進して参りますので、会員各位の益々のご理解とご協力を切にお願いし、法人設立のご挨拶とさせていただきます。
令和4年5月1日
特定非営利活動法人秦野歴史おこしの会
理事長 小泉 孝