秦野市指定重要文化財
- 命徳寺山門(めいとくじさんもん)
- 平成15年指定
- 薬医門(やくいもん)(注1)
- 切妻造(きりづまづくり)(注2)茅葺(かやぶき)
- 桁行2.4メートル、梁行1.53メートル
- 17世紀初期建造
アクセス
- 秦野市河原町1-5
- 小田急線「秦野駅」北口から徒歩15分
概要
小規模の薬医門で軒は一間(約1.8メートル)ですが、垂木は大きく反りあがっています。冠木(かぶき)上に男梁(おうつばり)を組み、先端に出組斗(でくみと)を乗せ妻虹梁(つまこうりょう)を受けます。妻飾りは板蟇股(いたかえるまた)です。材質はケヤキで当初材をほぼ残す市内最古の建築物です。
(注1) 薬医門(やくいもん) 本柱と控え柱とが前後に並ぶ形式の門。
(注2) 切妻造(きりづまづくり) 棟の両側から流れる二つの斜面からなる山形の屋根。