国の登録有形文化財
名称
旧芦川家住宅主屋(緑水庵)(きゅうあしかわけじゅうたくおもや(りょくすいあん))
建築年代
昭和5年(1930年)頃/平成3年(1991年)現在地への移築・竣工
特徴
桁行(けたゆき)八間規模の寄棟造茅葺金属板仮葺です。神奈川県下の民家の典型的な要素を備えているほか、登り梁を用いた軒組や硝子(がらす)戸・硝子欄間(らんま)の多用など、近代以降の特徴を顕著に示しています。また、外壁は割竹張であり、良質な竹を産出した秦野の地域的特色を示します。
芦川家は昭和20年代まで葉タバコ栽培を営んでおり、本市の葉タバコ栽培を行った住宅の典型例であり、葉タバコ耕作に関わる遺構としても重要です。
所在地
神奈川県秦野市蓑毛269-2
所有者
秦野市