鶴巻の大ケヤキ

神奈川県指定の天然記念物

鶴巻の大欅（つるまきのおおけやき）
昭和28年12月22日指定
保存団体：鶴巻大ケヤキ保存会

概要

鶴巻の落幡にあるケヤキは「鶴巻の大ケヤキ」とよばれ、神奈川県の天然記念物に指定された昭和28年では、根回り12.5メートル、目通り幹囲10メートル、樹高30メートルの巨木です。天保13（1842）年に記された『新編相模国風土記稿』にもその記録が残っています。また、「大エノキ」とよばれ、豊作と生活を祈り大切に護られてきました。

昔、巨木や榊を崇拝する文化が古代中国に起き、朝鮮半島に栄えた神羅を経て出雲に伝来して以来、各地で巨木は天孫降臨の柱と考え、神木として讃えるようになりました。
神奈川県指定天然記念物であり、「神奈川の名木百選」にも選ばれています。樹高約30m、胸高周囲約10m、推定樹齢約1000年と言われています。