国指定の登録文化財

蓑毛大日堂

登録日

2017年(平成29年)10月27日

名称・建築年代

  • 蓑毛大日堂(みのげだいにちどう) 享保14年(1729年)
  • 蓑毛不動堂(みのげふどうどう) 17世紀末/昭和50年(1975年)頃改修
  • 蓑毛地蔵堂(みのげじぞうどう) 18世紀前半/昭和50年(1975年)頃改修
  • 蓑毛大日堂仁王門(みのげだいにちどうにおうもん) 19世紀前半

所有者

宗教法人 宝蓮寺

所在地

神奈川県秦野市蓑毛字上川原721番地ほか

特徴

大山の登山口にあり山岳信仰の拠点として信仰を集めた。大日堂は享保14年(1729年)に建築された近世寺院で、組物を尾垂木付二手先とし、向拝の手挟彫刻を牡丹とするなど華やかに飾る。

不動堂は、大日堂北東の小高い場所に建ち、近年の改造を受けるが境内で最も古い建築になる。

地蔵堂も細部意匠に18世紀前半の特徴を見せる。秦野市指定有形文化財である仁王像が安置される仁王門は大日堂南面に建ち、境内の表構えを良好に形成している。

蓑毛地蔵堂
蓑毛地蔵堂